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記録・「悲しみよこんにちは」

悲しみよこんにちは - Wikipedia

 

二日間で一気に読み終わった。

主人公が自由な個性があって、自由が縛られるときの矛盾な感情と反抗が自然に出てきて、そして自分らしく生き方をまた取り戻した。その中、アンヌというもともと彼女の義理の母になる女性、そして彼女のわがままな生き方の邪魔になる人、がなんとなく彼女の所為で死んだ。夏休みの別荘でのことだった。主人公はこのあとは自分らしく、無責任でわがまま自分勝手で生きているけど、ずっと夏休みの別荘でアンヌのことを思い出す。

その時の気持ち、感情は主人公は「Tristesse」で定義した。映画だと「Sadness」 、日本語だと「悲しみ」。

生き方や考え方違う人が一緒にいると、色々起きるんだね。

主人公はよくアンヌが冷たいとか、人をよく軽蔑してるようなとかって思ったらしい。でも実際どうかな。そして、アンヌが冷たいなら、主人公が残酷。自分のために人の愛や希望を壊すほど手段選ばず。でも考えてみたら、愛情とかは主人公にとって一瞬なものらしい、しかアンヌにとっては違うかも。愛情に対する態度は人それぞれ。主人公は人生をいっぱい楽しむタイプ、しかも若いから、人の苦しみなどはあんまり理解しようとしないだろう。だからそういう悲劇が起きた。

主人公によっては、アンヌとは色々あったけど、その考え方の衝突で、いろんな感情が生まれたから、強い影響か印象があったはず。アンヌの死に、後悔などの気持ちより悲しむんだ。もしかして、家族のメンバーの死に悲しむみたいに。

 主人公の考え方は彼女の個性通りさっぱりで、陽気で、たまに大人から見ると幼稚だけと魅力的。おかげで、さらさら読めた。

この本はkindleの中にずっとあった。なんでもっと早く読まなかっただろう、って思いほど面白い。一回読んだら、二回目はまたいろんな収穫が出てきそうな気がする。次回英語で読みたい。